2003-01-01から1年間の記事一覧

#19-3 クルド系カンフー!

巽 だから今回は、われわれにとっての最終日11月26日(水曜日)に女性作家委員会がセッティングしてくれたツアー以外では、いわゆる観光をしていない。もちろん、このときにはフリーダ・カーロ美術館へ行ったり、その付近のレオン・トロツキー記念館へ行った…

#19-2.2003年度国際ペン大会

巽 メキシコシティの国際ペン大会は、これまでわたしが出席した1984年の東京大会、1987年のニューヨーク大会とはがらりとちがった雰囲気で新鮮でしたよ。 ラテン・アメリカ文学の巨匠バルガス・リョサがうろうろ歩いていたり、南アフリカのノーベル賞作家ナ…

#19-1.JFK40周年のマイケル

巽孝之 気がつくとまたクリスマス直前。これがすむとMLAのためのサンディエゴ出張ということで、その合間をぬって書いてるんですけど、学部や大学院含めてゼミ単位で考えれば、昨年の特集タイトルどおり、またまた「驚異の年」が続いてしまった印象です。そ…

#18 アメリカンパイってどんな味?

●アメリカン・パイってどんな味?巽孝之 とうとう宝塚歌劇団による「アメリカン・パイ」が上演されましたね。小柳奈穂子さんによる思い入れたっぷりの演出で。小谷真理 そう、またまた原作者の萩尾望都さんとマネジャーの城章子さんが予約を入れて下さって、…

#17-4 関西2003年初夏

巽:さいごに我が国の演劇のほうですけど、ここんとこ、ゼミOG依田由布子君の出た燐光群の『屋根裏』とか千木良悠子君の出た指輪ホテルの『情熱』も観たりして、それぞれ活躍ぶりを堪能しましたが、何といってもスタジオライフの『トーマの心臓』が百回を超…

#17-3 マディソン2003年春

小谷:なるほどー。そういえば、5月には教授は学会シーズンで、とくにスタインベック協会の特別講演のために資料をさがしまくってたいへんだったんだよね。わたしはというと、かれこれ7年ぶりになるのかなあ、とつぜん思い立って、フェミニズムSF大会で有名…

#17-2 東京2003年春

巽:そうですね、じつをいうと、意外かもしれませんが、学会発表でもなければ講演会でもない、いわゆるパネルやシンポジウムでもないトークショウっていう形式は、ほとんど初めてなんじゃないかな。昨年暮れに、専門とは何の関係もないんですが長年の趣味が…

#17-1 ニューヨーク2002年冬

巽孝之:ほんとは昨年2002年の暮れ、12月25日から大晦日まで、MLA(近現代語学文学協会)年次大会のために滞在したニューヨークがとっても楽しかったので、ぜひそのときの印象記を、とHP管理人さんからは言われてたんですよ。ところが、2月に大串尚代君の結…

#17 [拡大版]CPA Biannual???